海外事業展開

GLOBAL

海外ネットワーク

アメリカ、カナダ、タイ、インドネシア、アルゼンチン、メキシコ、ブラジルに20の海外現地法人を構え、各地の特徴を活かした開発・生産・販売を展開。自動車用樹脂製品の製造においては、設計を日本で、金型製作を中国で、生産を日本、北米、タイ、インドネシアで行う独自の製造技術を確立し、ものづくりのグローバル化を進めています。
また各国のスタッフを日本で教育し、現地企業のマネジメントを任せる人材開発システムを導入し、ビューテックの技術と思想を世界に拡げています。

HISTORY

グローバル展開の歴史

企業理念をもとにどのように事業を拡大してきたかを
時間軸に沿って紹介します。

1986
日本食レストラン事業でアメリカ進出、
翌年(現)Vuteq U.S.Aを設立

1986年11月米国ケンタッキー州に日本食レストラン事業を目的とする現地法人Chubu Trading Inc.を設立し、翌年11月ケンタッキー州レキシントンに日本食レストラン『橘』をオープン。日本人だけでなく現地の方々にも好評を博した。同年9月、本業での展開を図るべく米国現地法人Vuteq Corporationを設立し、トヨタ自動車の現地工場向けにドアガラスやサンルーフのサブアッセンブリーを開設。その後米国内でも工場が増え、現在では5つの州で事業を展開している。

1988
カナダへ進出

1988年7月、カナダ・オンタリオ州ウッドストックに現地法人のVuteq Canada Inc.を設立し、スズキとGMとの合弁会社であるCAMI向けのガラスのサブアッセンブリー及び同期納入を行った。同社ではのちにトヨタ様向けドアトリム製造を受託し、樹脂成型品製造を行うようになる。現在では工場も拡張され、1,000名以上の従業員が働く、ビューテックグループを代表する工場に成長した。

1995~1997
東南アジアに進出

1995年1月、タイに現地法人Vuteq Thai Co.,Ltdを設立し、現地工場向けの梱包材や設備、搬送設備などの製作を開始して足元を固めたのち、1996年11月にはVuteq Asia Co.,Ltdを設立した。東南アジアにおける事業展開の本拠地とするため、当社と三菱商事、現地のトリ・ペッチ・いすゞの合弁会社で誕生し、1997年よりノックダウン生産用のパーツ受入れ納入、タイヤのサブアッセンブリーを開始した。また1997年10月にはインドネシアに進出し、由良海運と合弁でPT. Cipta Inc.を発足させ、旭硝子現地工場内の場内作業と輸送業務を請け負った。

2006
アルゼンチンへ進出、
南米初進出

2006年5月にアルゼンチンに現地法人Vuteq Argentina S.R.L.を設立し、2007年1月より操業を開設。ブエスノアイレスの北、サラテ市外にあるアルゼンチントヨタの工場隣接地15,000坪に、1,460坪の工場を建設し、ハイラックス、SUV用オーバーフェンダー、インパネ、クォータートリムなどの樹脂成型を開始した。将来のブラジル進出を念頭に置いた南米初進出であった。

2014
ブラジルでの本格稼働開始

2012年5月、サンパウロ州イトゥ市に現地法人Vuteq do Brasil Ltda.を設立。本格稼働は2014年2月でブラジルトヨタのカローラのガラスサブアッセンブリーを請け負った。その後樹脂成型品の生産も開始している。

2015
メキシコでの操業開始

2012年9月にはメキシコ・サンルイスポトシ州にメキシコGM向けドアトリムの成形を目的として現地法人Vuteq Industries Mexico, S.A.de C.V.を設立し、初進出を果たした。2015年からはサンルイスポトシでの操業が開始され、翌2016年にはラモスアリスぺで第2工場の操業が開始。今後、グアナファトでの第3工場の操業が予定されている。

現在、海外事業所は27拠点、グループ会社は20社を超えて成長しています。
今後もビューテックの技術と思想を世界に広げ、事業を拡大していきます。